~幸せとは何か~ think clearlyの「心の引き算をしよう」という項目を読んで共感したので書いてみた ネタばれあり注意!!
最近think clearlyという本を読んでいる。
今から読みたいって人で内容をあまり知りたくないって人は見ないほうがいいかもしれない。
また、自分の備忘録として書くくらい&文章が下手っぴなので優しい眼差しで見守ってあげてください笑
今から書いていく本の内容は本当にほんっとうに本のごくごく一部なので全体の要約でもない。
ただ単に自分自身が人生が良くなる思考法だと感じたので書いていく。
幸せの感じ方や幸せって何だろうと考えて悩んでいる人のヒントにもなるかもしれません♪
心の引き算をしよう
think clearlyは52項目のよりよい人生を送るための思考方法が書かれているけど、最近
読んだ項目で一番共感できたところがあったので書いていく。
まだ途中までしか読んでいないのだけれども。
その項目は「心の引き算をしよう」というところ。
自分の幸せに気づくための戦略ということで書かれている。
では、心の引き算とはいったい何だろうか書いていきたい。
この項目を読んだことで何が得られた?
この項目を読んで何が素晴らしいと感じたかというと、今いる自分自身がすでに幸せなんだなと感じることができるということ。
もちろん色々な状況で生きている人が多いので必ずしもこの思考法でみんながみんな幸せを感じられますよなんていうつもりはない。
でも、自分的にはこの項目を日常で意識することによって精神的に幸せを感じるハードルを下げて幸せに生きていけるヒントがあるんじゃないかと感じた。
その思考法を今後も活かしていきたいと思う。
「心の引き算」とはどのような考え方なのか?
まず、あなたはあなたの人生全般にどのくらい幸せを感じているだろうか?という質問がある。
今の自分の幸福度を0~10までの点数で評価する。
0が一番不幸で10が一番幸福と数字が大きくなるにつれて幸福度が上がっていく評価方法。
で、今現在の幸せの度合いを自分自身で評価してみる。
目をつぶって自分の幸せを評価してみよう。
ちょっと考えて評価してみた。
自分の人生を振り返り、トータルで考えてみたところ自分自身の評価は「5」くらいでの評価。
ザ・普通中の普通!!
そして最初の評価が終わったら本を読み進めていく。
その先に書かれていることはまず、自分が右手を失ったことを鮮明に想像するというもの。
ご飯を食べるときはどうする?キーボードを打つときはどうする?トイレに行くときはどうする?今まで右手を使って行っていたことをできるだけ細かく想像する。
右手を失ったことを細かく想像した後、さらに左手を失ったことを鮮明に想像してみる。両手がなかったらどうなるんだろうと。ということは、もう両手を使うことができない。
どう感じるだろう。鮮明に想像してみること。
そして、最後に両手を失った後、視力も奪われてしまったらどうかできるだけ細かく想像してみる。
耳は聞こえるが、きれいな風景も自分の大切な人たちの顔も見ることもできない。どう感じるだろうか?
それらを細かく想像した後に再度先ほどの自分の幸福度を0~10段階で評価していく。
そうすると最初につけた点数よりもほとんどの人が幸福度の評価が上がると思う。
もちろん、幸福度を上げるために両手と目が見えなくなるということを必ず想像しないといけないわけではない。
本で紹介されている例として、
・自分のパートナーと出会ってなければどう感じていたか?
・子供たちを事故で亡くしてしまったらどう感じるか?
・自分が戦争中に塹壕に立っていたらどう感じるか?
・死の床についていたらどう感じるか?
上記にあげた例で考えてもいいかもしれない。
あまり、考えたくないようなことかもしれないけど現在の幸福度を上げるにはいい考えだと個人的には感じた。
本に書かれていることだけど、幸福度を上げるためには「抽象的に考えをめぐらせるのではなく、その状況に具体的に入り込んでみること」とのこと。
これは本当に効果があった。
「心の引き算」は幸福度を上げるためには必要なことだと感じた。
「心の引き算」で幸福度を得るには「感謝」の心が必要と本には書いている。
「心の引き算」は「感謝」再認識の作業なんだろう。
「感謝」を再認識することで、幸福感を感じることに繋がると。
「現在の生まれた状況に生まれついた幸運」に対しては、特に感謝したほうがいいと著者は言っている。
でも、感謝するにも二つの問題がある。
一つ目は「誰に対して感謝するのだろうか?」
二つ目は「人間慣れる生き物ということ」
と書かれている。
「慣れ」は大きな災難が降りかかったときには役に立つらしい。
誰かが自分のもとを去ったり、事故で車いす生活になったとしてもじきになれてしまう。
悲しみは思うほど長くは続かない。
心理学者のダニエル・ギルバートは、これを「心理的免疫システム」と呼んでいる。
しかし、困ったことに「心理的免疫システム」は幸せなことに対しても作用するそうだ。
子どもが生まれたり、宝くじが当たったり(宝くじは半年後には幸福度が消滅すると書いてる)、家を買ったりしても同じ作用が働くとのこと。
人生におけるポジティブなこと99%は「新しく起きる出来事」ではなく「ある程度長期にわたって続く一定の状態」であるため最初に感じた幸せは「慣れ」によって消えてしまう。
そして、物理的なことだけではなく精神的な面でも作用してしまう。
「毎晩ポジティブなことを考えて幸せに浸っている人」は、「ポジティブなことをあまり考えない人」より、その行為によって得られる幸福度が下がってしまうとのこと。
銀メダリストの幸福度が低いのはなぜか?
感謝の気持ちを維持する際の難点である「誰に対しての感謝するのか?」と「人間慣れてしまう生き物」という問題。
それら問題に対して対応することができるのが「心の引き算」とのこと。
「心の引き算」は脳に非常に大きな興奮を与えるため、慣れることはないと著者はいう。
人生に起きた素晴らしい出来事について考えるより、「心の引き算」のほうが幸福度を上げる効果が高いと。
「心の引き算」。
「まだ持っていないものを考えるより、今持っているものを持てていなかった場合、どのくらい困っていたかについて考えたほうがいい」
本ではバルセロナオリンピックの銀メダリスト達が例に挙げられている。
1992年バルセロナオリンピック開催中、メダリストを対象に行われた調査研究を行った結果、「銀メダリスト」は「銅メダリスト」より幸福度が低かったとのこと。
普通は、「銀メダリスト」のほうが「銅メダリスト」よりも幸福度は高そうなのに。
なぜなら「銀メダリスト」は、自分を金メダリストを比較し、「銅メダリスト」はメダルに届かなかった選手と比較したから。
これも「心の引き算」で考えれば説明がつく。
今無いものに目を向けるか、自分がメダルを取れなかった場合に目を向けるか。
ちゃんと「心の引き算」をしていたら、「銀メダリスト」も幸福度が高かったかもしれない。
「私たちはたいてい、自分が手にしている幸せには気づかない」と心理学者のポール・ドーランの言葉がある。
まさにその通りだと思った。
「心の引き算」項目を読んで自分なりに感じたことを書いてみる
この項目を読んで本当に考えさせられた。
普段から自分自身幸せって何なんだろうと考えることがすごく多いのだが、幸せって定義って実は曖昧で一言で表せって言われても答えきれないよね。
「心の引き算」の項目を読んで学べたこと
今まで幸せについて色々考えていたんだけど、幸せって何かを手に入れたら幸せとか、あの理想の状態にさえなれれば幸せなんだなんて考えることもたくさんあった。
でも、人間ってすごく欲深い生き物だから自分が目指した状態になれたり、求めていたものを手に入れても「もっともっと欲しい」っていう状態が続くと思う。
その欲深さが有るがゆえに技術も発展してきたことは否定できない。
その欲深さ自体が技術の発展、進歩や世の中が良くなっていくためには必要な事もよくわかる。
ただ幸せの観点で欲深さを考えてみると、幸せをずっとずっと求め続けていても本当に幸せになれるのか疑問が浮かんでくるんだよね。
結局どの地点にたどり着けば幸せなの?みたいな。
自分が求めている地点にたどり着いても新たな道ができて終わりがない旅を続けてしまうんじゃないかと考える。
そうなると結局、どこに幸せがあるのかわからない。
ずっと見つからないんじゃないのか。いや、もしかしたら幸せは存在しないのかもしれない・・・
そう考えると今持っているものに対して「感謝」の気持ちをもって幸せを感じるほうが、実は何かをずっと求め続けるよりも幸せなんじゃないかと考えさせられたんだよね。
というか、すでに存在はしているんだけどそれに気づかず探しさまよっているかもしれない。
普通に雨、風を凌げて暮らせる家があること、明日食べることに頭を悩ませないで生きていけること、家族や友人、恋人など周りに大切な人が一人でもいること。
今あるものに対してフォーカスすることで幸せってすぐに感じれるんだよなぁと改めて認識させられた。
他人の状況を考えるより、自分事として考えることの大切さ
この項目を読んで自分が一番学んだことなんだけど、自分事として考えることの大切さってことかな。
「遠い世界の国の人たちが思うように食事を取ることができなくて苦しんでいる」とか「隣のだれだれさんに比べると今自分たちは幸せでしょ」なんて言葉をよく聞くことがある。
確かにアタマでは理解できるんだけど、自分事としてなかなか捉えることができないし幸せなんだろうけどなんか幸せを感じることができない。
幸せを感じるのってすごく難しいんだなと感じていたんだよね。
確かに今の状況で言えば、自分自身五体満足だし、安心して暮らせる家もあるし、食べるにも困らないけど、「当たり前」っていう感覚がどうしても際立ってしまう。
そんなことで幸せの感じ方に対して色々とアタマを悩ませていた時に「心の引き算」の項目を読んだ。
実際目をつぶってできるだけ細かく想像することでめちゃくちゃ幸福度が上がった。
自分事としてリアルに感じることができると、今あるものに対してすごく感謝できる。
同じあるものに対して目線を変えるだけでこんなにも捉え方って変わるんだなぁと自分自身ビックリした。
自分事として考えることの大切さすごく学べたなぁって感じる。
今の状態で幸せを感じれる心を持てるってものすごく恵まれている。
この思考法を大切にしていきたい。
自分事として考える。それの逆の捉え方も使えるのではないかと考えさせられた
幸せを感じるためには自分事として捉えることの大切さを話してきた。
で、時には自分事として捉えないほうがいいこともあるんじゃないかなぁなんても考えさせられたんだよね。
自分事と捉えすぎることで不幸になってしまうこともあるんじゃないかと思った。
例えば、何かトラブルが起きた時ってすごく焦って頭が真っ白になることがある。
トラブルが起きた時ってもちろん自分事なんだけれど、自分事として捉えすぎるとそれはそれで辛いんじゃないかなって思う。
頭も真っ白になってトラブルに対しての対処法も広い視点から考えることができないし、どうしようどうしようと焦ってしまうと心も苦しすぎる。
そんなとき自分事として捉えすぎるのではなくて少し遠いところから自分を見ている感覚で物事を考えてみると案外落ち着くことができる。
「他人がトラブルに合って焦っている姿を見ている状況」と「自分自身がトラブルに合って深刻に捉えすぎている状況」では落ち着き具合もすごく変わってくる。
自分自身のトラブルが起きた場合、起きた瞬間よりもある程度時間が経った時のほうが落ち着いてくるのは客観的に視点が少し変わってくるからだろう。
自分事として捉えるか、他人事として捉えるか(自分自身の問題なんだけれど)上手く使い分けるようになると自分自身取り乱す可能性が低くなると思う。
「心の引き算」の項目を読んで本当に考えさせられた。
まとめ
幸せを感じることに必要な事や学んだことをまとめてみる。これは本に書いている内容プラス自分の感想もまとめている。
・今あるものに感謝する。
・感謝する際に気を付けるべきこと。「誰に対して感謝するか?」、「慣れ」に対しての対処法を考えておく。
・「心の引き算」の思考法を使うことによって「今あるものに対して感謝」の気持ちを持ち続けることができる。よって幸福感を得ることができる。
・「心の引き算」の思考法を使う際に自分事として細かく感じること。
・「心の引き算」の逆の思考法も使える。例えば、不幸やトラブルが起こった場合、自分事ではなく客観的に自分を見てみること。
上記のことを考えさせられ学ぶことができた。
幸せって身近にあるのはわかっていたんだけれど、それをどうやって幸せを感じたらいいのかよく分からなかった。
「幸せの引き算」の項目を読んですごくスッキリした。
幸せの感じ方を学ばせてもらえた。
今後も、生きていくうえで役に立つ思考法だと思うのでがんがん使っていって幸せを感じやすい体質にしていきたいと思う。
ではでは、今回はこの辺で♪
ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
お題「#おうち時間」